アフガニスタンで日本のNGOの伊藤和也さんが誘拐され、遺体で発見された事件について、アフガニスタンの外務省は、犯行を強く非難する声明を発表しました。
この事件は、26日、アフガニスタン東部ジャララバードの近郊で、日本のNGO「ペシャワール会」で活動していた伊藤和也さん(31)が武装グループに誘拐され、27日、遺体で発見されたものです。この事件について、アフガニスタン外務省は、27日、声明を発表し、まず「伊藤さんの遺族と日本国民、それに日本政府に深い哀悼の意をささげたい」として弔意を表しました。そのうえで「今回の犯行は、人道やアフガニスタンの価値観に反するものだ。テロリストがアフガニスタンの平和と安定を妨げようとしていることの証しだ」と非難し、日本政府に対して、こうした状況に屈することなくアフガニスタンへの支援を継続するよう訴えています。また、アフガニスタンの治安の改善に向けて部隊を派遣しているフランスの外務省も、27日、声明を発表し、伊藤さんの献身的な活動をたたえたうえで、「この卑劣な事件に嫌悪感を覚える」と強く非難しました。